造形と言語を選ぶ
実技試験は、以下3分野から、2分野を選択し、両方が基準点以上で合格となる。
・音楽:課題曲を、ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで弾き語り
・造形:色鉛筆を使用して、指定されたテーマ(保育の一場面)を想像して描写
・言語:指定された課題(物語)の3分間での素話
試験の際、一人、試験官らの視線にさらされなくていいことと、大きな音が出ず練習場所を選ばないという理由で、まずは、造形を選択した。
残る1つ、言語にするか音楽にするかは、少し迷いがあった。
音楽なら、過去にギター教室に通っていたこともあったので、楽器ならピアノではなくギターしかない。
しかし、それなりに音がするのでいつでも練習できるわけではないし、何より試験会場まで楽器を運ぶのが面倒だ。
さらに、私の場合、過去の演奏披露の経験から、緊張する場面での一発勝負は、失敗してしまうことが大いに懸念された。間違えたところからやり直しても大きな減点にはならないはずだが、問題は、そのことで、余計に緊張して失敗を連発してしまいかねないことである。
対して、言語については、音楽と同じく緊張する場面ではあるが、人前で話をすることは、職業上の経験があったので、得意ではないにしても苦手意識は特に持っていない。
というわけで、言語を選択することにした。
造形試験でハプニング
造形試験のポイントは、何といっても、スピードではないかと思う。開始とともに設定条件を読んで、それらを全て満たす絵を1時間で描き上げなければならない。
筆記での失敗があったので、絶対に1回で合格したいと意気込んだ。
そして、当日、開始直前、姿勢を正し、呼吸を整えて合図を待っていた。1時間後にできる綺麗な絵を想像したりして、ポジティブな気持ちを持続させた。
ところが、思わぬハプニングでその自信が揺らぐ結果となった。
続く、【保育士になる|④鬼門となった造形試験】へ


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